第二章 引越し当日
- 破損、傷はつきもの
- 貴重品や生き物は自分で
- ご祝儀について 気になる金額
- 最後に積んで、最初に出すもの
- 引越しの流れ
- 当日の注意点
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引越し段取り名人
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貴重品や生き物は自分で
運べない荷物もあります
引越約款(ひっこしやっかん) 国土交通省ホームページより引用
ここにあるように、貴重品は運べません。
後々のトラブルを防ぐ為です。
壊れると再生不可能なものや他人には価値が無くても、本人には価値があるもの等は自分で運ぶようにしましょう。
◆ 覚えていて欲しい (引受拒絶)
第四条 当店は、次の各号の一に該当する場合には、引越運送の引受けを拒絶することがあります。
2 荷物が次に掲げるものであるときは、当該荷物に限り引越運送の引受けを拒絶することがあります。
- 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
- 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
- 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの
簡単に言いますと、『高額なモノは引越業者は運びません。』と言う意味です。 高額な美術品、陶芸品等は、専門の美術品輸送の業者がいます。 ただ、絶対に無理かと言うとそんな訳ではありませんが・・・失くすと大変な物は自分で運ぶようにした方が良いです。貴重品以外でも、壊れると再生不可能なものや生き物等は、人に任せるより自分で運ぶようにして下さい。こうする事でトラブルを未然に防ぐ事が出来ます。
◆ 生き物やペット
最近では、熱帯魚を飼う家庭が増えています。
完全に水を抜いている水槽なら問題はないのですが、中には
『なんとかこのままで持って行って欲しい』
と言われるお客様もいます。
もちろん、お断りしています。
何故なら、トラックで移動中に中の水がこぼれて家具や、他の荷物を汚損する可能性がある為です。
水槽で魚を飼っている方は、ご自分で運ぶようにしてください。どうしても、大きな水槽などで自分一人で運べない場合は、赤帽や、軽トラック便を検討しましょう。
犬や猫に関しては、どの飼い主さんもご自分で運ばれてますね。
トラックで・・・という飼い主さんには出会ったことがありません。
<管理人コメント> 私が現役(十数年前)の頃は、お客さんに
【お願いだから・・・】と言われれば、何でも運んでましたけどね・・・。今は、あちこちうるさいようで自由がきかないみたいです。 次は、『ご祝儀』について説明します。 日本古来からの風習ですね。気になる平均額は?
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